ポーランドの祝日、クリスマス、年末年始の過ごし方を知ろう

ポーランドの祝日はもちろん日本と違います。キリスト教カトリック宗派の影響が強く出ている祝日がほとんどですね。このページでは、ポーランドの祝日や、ポーランドのクリスマス、年末年始の人々の過ごし方をお話します。
重要な祝日は、大きなデパートやお店、レストランがしまっています。クリスマスもです。交通機関も路線が減って変更しますので、不便になります。
なのでベーシックな観光を楽しみたい方は、事前に祝日を調べて、この時期を避けた方がいいかもしれません。日本とは違う国の祝日のあり方を知りたいという方は、そういう楽しみ方があるかもしれませんね。
コチラが会社や学校が休みの祝日一覧です。

1月1日 Nowy Rok(ノヴェ・ロク) 元旦
1月6日 ?wi?to Trzech Kroli(シフェント・チェッフ・クルリ) 公現祭
復活祭は毎年移動します。
春分の日の後の最初の
満月の次の日曜日です。
Wielkanoc(ヴィエルカノツ) 復活祭
復活祭の次の月曜日 Poniedzia?ek Wielkanocny(ポニジャウェク・ヴィエルカノツネ) 復活最後の月曜日
5月1日 Mi?dzynarodowe ?wi?to Pracy(ミエンヅェナロドヴェ・シフェント・プラツエ) メーデー
5月3日 ?wi?to Narodowe Trzeciego Maja(シフェント・ナロドヴェ・チェチェゴ・マヤ) 憲法記念日
5月‐6月 Pierwszy Dzie? Zielonych ?wi?tek(オイエルフシイ・ジエン・ジエロネフ・シフィンテク) 精霊降臨祭
5月‐6月 Bo?e Cia?o(ボジェ・チアウォ) 聖体の祝日
8月15日 Wniebowzi?cie Naj?wi?tszej Panny Marii(ヴニエボフジェンチェ・ナイシフィエントシェイ・パンネ・マリイ)
聖母の被昇天の祝日/?wi?to Wojska Polskiego(シフィエント・ヴォイスカ・ポルスキエゴ)ポーランド軍の日
11月1日 Wszystkich ?wi?tych(シスキッフ・シフィエンテフ) 万聖節(死者の日)
11月11日 Narodowe ?wi?to Niepodleg?o?ci(名炉度ヴェゴ・シフィエント・ニエポドレグウォシチ) 独立記念日
12月25日、26日 Bo?e Narodzenie(ボジェ・ナロジェニエ) クリスマス


それでは代表的な祝日についてポーランド人の過ごし方など詳しく紹介していきます。

1月1日 Nowy Rok(ノヴェロク)と新年の挨拶の仕方

ポーランドの1月1日も会社、学校はお休みです。ほとんどのお店は閉店なので事前に買いだめしておきましょう。でも日本と違って、2日からお店を開くところがほとんどですね。
新年の挨拶の代表的なフレーズはSzcz??liwego Nowego Roku(シチェンシリウェゴ・ノヴェゴ・ロク)です。
これは新年明けてから使うだけでなく、年末の際、その後会う機会が無い場合、このフレーズを使うことが出来ます。

ポーランドのイースター Wielkanoc(ヴィエルカノツ)はどんな様子、挨拶は何という?

英語でいうイースターはポーランド語ではWielkanoc(ヴィエルカノツ)といいます。
この祝日は毎年移動するので旅行の前に日にちをチェックしておいた方がいいです。このWielkanoc(ヴィエルカノツ)もショッピングセンターやほとんどのお店がお休みなので、買い物を事前に済ませておかなければ不便です。
なのでイースターの前はお店は凄い行列ができます。各お店には、卵やウサギの形をした人形やチョコレートが並べられています。またWielkanoc(ヴィエルカノツ)に関する露店も広場に立ち並び始めます。
このときの一般的な挨拶はWeso?ych ?wi?t(ヴェソウェ・シフィォント)よい祝日をという意味のフレーズです。

11月1日Wszystkich ?wi?tych(シスキッフ・シフィエンテフ)死者の日

この日は日本でいうところのお盆でしょうか。ポーランドでは皆墓参りに向かいます。なのでこの日の前の一週間くらいはお店に、ロウソクやお墓にささげる花束が並びます。

12月25日、26日Bo?e Narodzenie(ボジェ・ナロジェニエ)クリスマスの過ごし方

日本だとクリスマスというと街ではクリスマスソングが流れ、恋人たち用のグッズが販売され、レストランは予約でいっぱい、賑やかなイメージがあります。こちらに来てから実際のクリスマスを目の辺りにして日本に伝わってきたクリスマスは間違っていると確信しました。
ポーランドのクリスマスはものすごく静かです。街に歩いている人はほとんどいません。基本的に家族と一緒に静かに暮らす日です。
なのでどこもお店は開いていなく、デパートやスーパーも閉まっています。クリスマスだけどレストランはどこもやっていません。
日本と全然違いますよね。なのでこの時期にポーランドに来る方は、そのことを想定していた方がいいです。
クリスマスイヴはWigilia(ヴィギリア)といいます。
メリークリスマスといいたいときは、ヴィエルカノツのときと同じくWeso?ych ?wi?t(ヴェソウェ・シフィォント)よい祝日をという意味のフレーズです。

12月31日Sylwester(シルベステル)ポーランドの年末は花火でお祝い

ポーランドの年末はお店に打ち上げ花火が並び始めます。これもこちらに来てから、初めての光景に驚いたのですが、年が明けると同時に街中で打ち上げ花火が上がるんです。それも皆が花火を打ち上げるのです。その光景にはじめはビックリしました。
一応、12月31日以外は打ち上げ花火は禁止となっていますが、クリスマスを過ぎたあたりから、フライングして点火する輩もいます。
なんで年末のことをSylwester(シルベステル)というのかなあと疑問に思っていたのですが、これはキリスト教カトリック宗派の慣習で名前の日というのがあり、12月31日はシルベステルさんの日だそうです。
日本ではクリスマスは騒がしく、年末年始は静かに過ごしますが、ポーランドではクリスマスは静かに、年末年始はお祭り騒ぎで過ごすのでクリスマスと年末年始が入れ替わっているように見えますね。
私は個人的に年末年始はもう日本のように静かに過ごしたいと思うようになってきました。

その他の面白い祝日、記念日。バレンタインデー、女性の日、アンジェイキ

その他ポーランドの面白い祝日、記念日を紹介します。

2月14日のバレンタインデー Walentynki(バレンティンキ)

いつしかポーランドもバレンタインという名の商戦をし始めるようになりました。ポーランドでは女性が男性にではなく、男性が女性にプレゼントをするようです。この日は薔薇やチョコレートが店頭に並びます。

脂の木曜日 T?usty Czwartek(トゥステ・チュファルテク)


コメントは受け付けていません。